【氾濫目前】豪雨でやばいと思ったときの避難行動と対策

豪雨のときの避難行動と事前対策

急な豪雨に見舞われた場合、あなたはどう行動しますか?

とりあえず避難よね!
…でもどこに避難すればいいのかしら?
持ち物はどうしよう?!

「もう避難しなきゃやばい!」ってなってから準備してたら
あっという間に水が来ちゃうよ!
動けるうちにできることをやっておいてね!!

集中豪雨や台風などによる水害は、地震などと違い、天気予報などである程度は予想できる災害と言えます。

しかし逆に「次第に危険度が上がる」からこそ、「いつどういった行動を取ればいいのか」の判断が個人によって分かれやすくもあります。

「まだ大丈夫だろうと思っていたら、急に水かさが増してしまった」

テレビでこういった発言をする人を何度も見たことありませんか?

『事前に対策を』と街中でよく聞くのは、いつも災害が起こってからですよね

実際に実家の近くの堤防が決壊し、床上浸水した筆者の経験をもとに、雨がすごい降ってきた!やばそうかも?といった状況でも対応できる対策をご紹介いたします。

【避難行動の流れ】
「警戒レベル」の確認
 ⇒レベルに応じた避難行動を確認する!
避難場所・経路・タイミングの確認
 ⇒「警戒レベル2」以上であれば即座に!
避難準備
 ⇒災害情報を確認しながら、できる範囲で準備を行う!
 (持ち物、避難しておくもの)
避難開始
 ⇒安全な避難経路を選び、安全なうちに速やかに避難を!

今すぐ避難行動について知りたい方はこちらをご覧ください。

目次

豪雨で氾濫しやすい川の特徴と避難の兆候

豪雨で氾濫しやすい川の特徴と避難の兆候

一概には言えませんが、氾濫しやすいかどうかの目安として、以下のような特徴の川は注意が必要です。

こんな川には、注意が必要!
  1. 川の長さが短く、上流から下流への勾配が急である
  2. 川幅が狭い小さな川である
  3. 川幅は広いが浅瀬である

これらに共通して言えることは、豪雨により水位が上がりやすいということです。
水位が上がるのが早いということは、避難するまでの時間も短くなります。

そのため、もし近隣にこのような川がある場合には、豪雨の際には特に警戒するようにしましょう。

また、以下のような場合はすぐに避難するようにしましょう。

こんなときは、すぐに避難を!
  1. 雨が降り始めた時や、注意報・警報が出たとき
  2. 雨が降っているのに、川の水かさが減っているとき
  3. 落ち葉が木が流れ、いつもより水が濁っているとき
  4. 山のほうが曇っているとき

避難の判断は警戒レベルを参考にする

今の「警戒レベル」はいくつですか?

避難準備は「警戒レベル2」の時点で開始するのが理想です。
「警戒レベル3」では高齢者等の避難に時間を要する人は避難を開始しなければなりません。

もし「警戒レベル4」の場合、全員安全な場所へ避難しなければなりません!

災害発生の危険度「警戒レベル4」で危険な場所から全員避難!
出典:政府広報オンライン【「警戒レベル4」で危険な場所から全員避難!
5段階の「警戒レベル」を確認しましょう】
警戒レベル《避難情報》避難行動
《早期注意情報》
災害への心構えを高める、情報を集める
《洪水注意報・大雨注意報等》
ハザードマップ等で自らの避難行動を確認する
(避難場所、避難経路、避難のタイミング)
《避難準備・高齢者等避難開始》
避難に時間を要する人(高齢者・障がい者・乳幼児等)とその支援者は避難開始
《避難勧告・避難指示(緊急)》
全員危険な場所から避難する、避難が困難な場合は近隣の安全な場所や自宅内のより安全な場所に避難する
《災害発生情報》
すでに災害が発生している状況、命を守るための最善の行動を

上記の表を見てわかる通り、警戒レベル4、5ではかなり危険なことが分かると思います。
警戒レベルは1から順番に発表されるとは限らないため、気象情報や周辺の状況をしっかり把握し早めの行動を心がけましょう。

大した被害にならず避難が無駄足になってしまっても、被害がないに越したことはありません。
次の災害時には、その経験が必ず活きるはずです。

では次に、実際に避難する際の流れを確認しておきましょう。

避難場所・経路・タイミングの確認

「警戒レベル2」になったら、避難場所・避難経路・避難のタイミングの確認をしましょう。

《避難場所》
  1. 市町村が指定した各災害に対応する「指定緊急避難場所」
  2. 安全な場所にある親戚・知人宅

できれば日頃からハザードマップで危険箇所や避難場所のチェックをしておきましょう。

《避難経路》
  1. 遠回りでも「安全な避難経路」を選ぶ
  2. 豪雨や洪水の場合は冠水しやすい道路は避ける

冠水しやすい道路かどうかも、ハザードマップで確認することができます。
すでに大雨が降っている場合、危険なので決して自分で川や用水路の様子を見に行かないようにしましょう。

《避難のタイミング》
  1. 「警戒レベル3~4」になった際にすぐに避難を
  2. 夜に大雨が予想されているときは、夕方のうちに避難する

避難行動は「安全なうちに」行いましょう
特に豪雨の場合、冠水や土砂崩れなどの二次災害が発生する恐れがあります。
車での避難は水深が30センチを超えそうな場合は諦め、歩いて避難するようにしましょう。

堤防が決壊した場合はすごい勢いで水かさが上がります。
水の流れも強くなるため、膝上まで水がある場合には無理に外へ避難せず2階など高いところへ避難しましょう

「持つもの」と「避難しておくもの」を決める

避難の際に持てる荷物の量には限界があります。

そのため避難時に持っていくものは本当に必要なもののみにしましょう。
もし走れないほどの荷物を持ってしまった場合、いざ危なくなった時には結局置いて逃げることになってしまいますからね。

持ち物は、事前に防災バッグを準備しておくと安心です。
防災バッグには、以下のものを準備しましょう。

《防災バッグの中身(例)》
  1. 飲料水
  2. 非常食(レトルト食品、缶詰、アルファ米、乾パンなど)
  3. モバイルバッテリー
  4. 懐中電灯
  5. 携帯ラジオ
  6. 常備薬
  7. ライター
  8. ナイフ、缶切
  9. ごみ袋
  10. 軍手
  11. タオル
  12. ティッシュ
  13. 下着、着替え
  14. 寝袋
  15. 通帳、印鑑
  16. 保険証などの身分証明書
  17. 現金(小銭も)

女性は生理用品、乳幼児がいる場合には粉ミルク哺乳瓶オムツなどもあると安心です。

防災バッグの準備ができたら、「持って逃げることはできないけれど大切なもの」を、家の2階などできるだけ高いところに移動させておきましょう。(垂直避難)

《避難しておくもの》
  1. 契約書類
  2. アルバム、思い出の品(お金で買えないもの)
  3. 電化製品(小物家電、PC、ゲーム等)
  4. タオル、衣類、オムツ
  5. 寝具など

被災後の状況にもよりますが、家の2階が無事であれば避難所ではなく自宅で過ごすこともできます。
警戒レベルを確認しながら、必要なものを垂直避難しておくとよいでしょう。

筆者は、急な豪雨や大雨警報が出たときにすぐ2階に持ち運べるよう、大きめのボックスに貴重品や思い出の品などをまとめています
とりあえずそのボックス一つを避難できたらよいかなと。

また、契約書類をまとめたケース、パソコンやビデオカメラ等も貴重品ボックスの近くに置いています
大切なものは、なるべく一か所にまとめると効率的に避難させることができるため、それぞれの普段の置き場所も工夫してみましょう

できれば避難しておくものリスト(優先順位も記載)を作っておくと、もし自分がいない場合にも家族にお願いできるのでおススメです!

豪雨の事前対策

もしまだ「警戒レベル」が低く、避難までに時間がありそうであれば以下の対策も行いましょう。
天気予報などで長期的な雨や豪雨の予報が流れたら、災害への備えを確認することを習慣にできるとよいですね。

屋外の備え

  1. 窓や雨戸のカギをかけ、必要に応じて補強する
  2. 側溝や排水溝は掃除して水はけをよくしておく
  3. ものが風で飛ばないよう補強する、家の中に入れる

雨風が強い場合、勝手に開かないようにしっかり窓や雨戸にカギをかけましょう。

また、側溝や排水溝が掃除されていないと水が溜まりやすくなってしまうため、事前に掃除するようにしましょう。

もし外にものが置いてある場合には、風で飛んでしまう可能性があります。
近隣に被害を出さないためにも、飛ばないように補強するか収納するようにしましょう

筆者はもしもの場合に対応できないほうが困ると考え、家の外に飛びやすいものは元から置かないよう心がけています。
防災のことも考慮しつつ、おしゃれな外観を保てるとより良いですね!

屋内の備え

  1. 防災グッズの確認
  2. 窓を補強を施す
  3. カーテンやブラインドを下ろす
  4. 家電機器のコンセントを抜く
  5. 断水に備え飲料水、生活用水を確保

避難用に持ち出し用の防災グッズを再度確認しましょう。

もし雨風が強い場合は、家の窓などにものが飛んでくる可能性があります。
めったにないですが、飛来物に備えて飛散防止フィルムを貼る、カーテンやブラインドを下ろすなどして備えましょう。

筆者は、一応家電のコンセントも抜くようにしています。

また、災害時には断水になる可能性が大いにあります。
飲料水の確保はもちろん、浴槽に水を張るなどして生活用水も確保しましょう。

寝ているときに断水になったら水の確保が難しくなるよ!
入浴後のお湯は、できれば夜は捨てずに朝に流すようにしよう!

まとめ

今回は、豪雨による氾濫が目前となった場合の行動と対策についてまとめました。

もう一度避難行動について確認したい方はこちらをご覧ください。

普段から近隣の川について知っておくことと、警戒レベルによって行動が変わること、避難場所と避難経路を知っておくだけでも、いざという時に動きやすくなります。

今は種類豊富な防災バッグもたくさんあるので、一家にひとつは防災バッグを準備できると安心ですね。
防災バッグは買って終わりではなく、一度しっかり確認して不足分を追加するのを忘れずに。

警戒レベルが低いうちであれば、屋内外の対策も施しましょう。

ちなみに、堤防が決壊した場合には驚くほど一気に水位が上がります
それこそ準備なんて言ってられません。

そうなった場合には、何よりも命を最優先で行動しましょう

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