笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)は、茨城県笠間市にある神社です。飛鳥時代に創建され、1,350年以上もの歴史があり、年間350万人が参拝に訪れます。京都の「伏見稲荷大社」、佐賀の「祐徳稲荷神社」と並ぶ「日本三大稲荷」としても有名で、茨城県の初詣人気No.1の神社です。

笠間稲荷神社に初詣に行きたいけど、コロナが心配だわ。混まない時間に車で行きたいけど駐車場はあるのかしら?
このような疑問を持つ方のために、この記事では
- 参拝時間と混雑回避の方法
- 笠間稲荷神社の2022年初詣のコロナ対策と例年との違い
- 露店・屋台の営業時間
- アクセス方法と駐車場について
などについてご紹介します。
ネットで調べるだけでは分からないことや気になることが多かったので、笠間稲荷神社へ直接電話で問い合わせました。そこで分かったことも踏まえて記事にまとめたので、笠間稲荷神社へ初詣を考えている方は参考になさってみてくださいね。
笠間稲荷神社初詣2022年の参拝時間と混雑する時間帯
笠間稲荷神社の御祭神は正一位という最高の位を持つ「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)=稲荷大神」。人間の活力である農業・工業・商業・水産業など、あらゆる殖産興業の守護神です。庶民の神様としても知られ、人々の生活すべてに御神徳を授けてくださいます。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 交通安全
- 家内安全
- 厄除け
笠間稲荷神社は 金運・仕事運・商売運のパワースポット としても有名です。ご利益バッチリと言われる数多くのお守りと御朱印、そして良い気を求めて、毎年多くの人が初詣に訪れています。
笠間稲荷神社の初詣と参拝者数
こちらは実際の参拝の様子です。笠間稲荷神社は茨城県内で1位の人気を誇る神社というだけあり、初詣には例年約80万人もの参拝者が訪れます。
例年通りであれば混雑間違いなしですが、今年はコロナ禍ということもあり例年とは様相が変わります。混雑を回避して安心して参拝できるように、参拝の基本情報を押さえておきましょう!
参拝時間は何時から何時まで?
新型コロナが収まっていない現状ですが、笠間稲荷神社初詣の2022年の参拝時間は例年と特に変更はありません。なので、以下の参拝時間を参考になさってください。
日付 | 参拝時間 |
1月1日 | 0時 ~ 20時 |
1月2日 | 6時 ~ 19時 |
1月3日 | 6時 ~ 19時 |
1月4日~15日 | 6時 ~ 日没 |
笠間稲荷神社の初詣は、近県はもとより全国各地から多くの善男善女が訪れ、元旦の午前0時より新年を祝うお祭りが開催されます。
拝殿内の新年御祈祷祭は、元旦の午前零時より1時間ごとに斎行いたしており、どなたでも自由に参拝することができます。
出典:笠間稲荷神社「1月の行事」
笠間稲荷神社では1時間ごとに祈祷を行っているため、ご自身の都合に合わせて参拝することができます。
ちなみに、1月2日以降は8時から16時の間で祈祷を申し込むことができます。
混雑する時間帯と混雑回避の穴場時間は?
特に混雑するのは、年末から年始にかけての年越し参拝。笠間稲荷神社では「二年参り」が盛んなため、大晦日から多くの参拝者でにぎわいます。
【二年参り】
初詣の参拝形式のひとつ。
大晦日(12月31日)の夕刻から今年1年のお礼参りをし、午前0時を越えて再び新年の参拝をすること。
過去の混雑状況の傾向は、二年参りのため12月31日の夕方以降から混雑がはじまり、1月1日0時にピークを迎えます。元旦当日はしばらく混雑が続き、だいたい16時以降から徐々に混雑が緩和していきます。
三が日も午前中の早い時間は比較的空いていますが、お昼に近づくにつれ混雑する傾向が見られます。混雑は大体16時ころまで続き、夕方以降はまた空いてくるようです。
今年はコロナの影響で参拝者は若干は減る可能性がありますが、屋外ということもあり、参拝者数が大きく減少することはないと予想されます。神社側はマスクや消毒などの対応を徹底しているとは思いますが、人数が多ければその分人との距離も近くなります。密回避のためには、やはり混雑する時間帯を避けて参拝したいところです。
三が日は混雑が続きますが、少しでも混雑を避けたい場合には以下の時間を目安にしましょう。
1月1日 :17時以降
1月2日 :午前中の早い時間、または16時以降
1月3日 :午前中の早い時間、または16時以降
1月4日~:お昼の時間帯以外
笠間稲荷神社初詣2021年の混雑回避の方法
お正月前後はどうしても混雑してしまう初詣。混雑の回避をするにはやはり時間をずらすのが有効手段となります。その中でもおすすめの方法をお伝えしますね。
混雑回避の方法1:早朝に参拝する
混雑しない時間帯が午前中の早い時間、夕方とお伝えしました。その中でも、早朝は特におすすめです。
混雑を避けられるのはもちろんですが、笠間稲荷神社は1,350年という長い歴史を持つ国の重要文化財であり、精巧な彫刻が施されている本殿や回廊の美しさも見どころのひとつです。また、所狭しと神社内に存在している多くの稲荷大社特有のキツネも特徴的です。1月は日が暮れるのが早いので、夕方以降に参拝すると景色の美しさが半減してしまってもったいないですよね。
早朝もまだ薄暗いですが、朝焼けとともに澄んだ空気の中を参拝する気持ちよさは、新しい1年のスタートにもってこいです!
混雑回避の方法2:幸先詣をする
お正月は「初詣」というのが一般的ですが、コロナ禍である今年は「幸先詣(さいさきもうで)」も注目されています。幸先詣とは、お正月ではなく、年内のうちに参拝して「来年もいい年でありますように」と先の幸せを願うものです。
幸先詣は、コロナ禍での密を避けるために呼びかけられるようになった分散参拝の方法です。まだ対応している神社は少ないですが、今後どんどん増えてくるのではないでしょうか。一般的に幸先詣はだいたい12月1日からはじまり、2月末までとなるようです。
笠間稲荷神社の初詣期間は?いつまでに行けばいい?


笠間稲荷神社の初詣は1月1日の0時から始まり、初詣期間は3日までです。
一般的に初詣は三が日(1月1日~3日)または松の内までに行くのが良いとされていますが、実は初詣はいつまでという決まりはありません。なので、密が心配という方は1月中に行ければOKです。
今年はコロナで人が少ないかなと思いがちですが、そう思って訪れる人でごった返す可能性も大いにあります…。混雑を避けたい方は、初詣期間のあとにゆっくり参拝するのもおすすめです。
笠間稲荷神社の2022年の初詣はコロナ対策が必須


初詣には例年多くの人が訪れ、本殿はもちろんのこと、屋外であってもかなりの密状態になります。そのため、全国およそ8万社の神社を束ねる神社本庁が、初詣に向けて感染防止対策を公表しました。
それにより、2022年の初詣では「マスク着用」や「手指の消毒」などの基本的な対策はもちろんのこと、混雑のピークには人数制限も行われる可能性が高いです。
他にも、「柄杓(ひしゃく)の撤去」や「参拝の順路を一方通行にする」、「賽銭箱を複数箇所に設置する」、「分散参拝」などが行われる神社も多くなります。
笠間稲荷神社のコロナ対策・入場規制や人数制限は?
笠間稲荷神社では、境内・社務所における感染症拡大予防のために以下の対策を行っています。
- 手水舎の柄杓撤去
- 各所に手指消毒液の設置
- 祈祷受付所、授与所に飛沫防止シートを設置
- マスク着用にて崇敬者対応
- 御祈祷者控室内の座席数減、使用後の消毒
- 拝殿内の胡床は職員が設置し間隔を広く取り、使用後は消毒
- 直会提供時、間隔を確保できるよう長卓を使用
- 祈祷後の御神酒提供中止
- 建物内換気の励行
- 境内喫煙所(灰皿設置場所)の縮小
本来ならば、マスクで顔半分を隠すのは神様に対して失礼ではありますが、今のご時世ではマスク着用が正式なマナーとなります。感染対策をしっかりと行い、みんなが安心して参拝できるよう配慮しましょう!
また、混雑時には本殿や参道などで入場規制が行われます。人数制限は今のところないようですが、少人数での参拝を推奨されているので、大人数で騒いだりするのはやめておきましょう。
オンライン参拝やオンライン予約はある?
笠間稲荷神社では、オンライン参拝の予定はありません。なので、御朱印をいただきたい方は直接足を運ぶ必要があります。
ご祈祷の予約はインターネットやFAXで行うことができるので、少しでもスムーズにご祈祷をしたいという方は笠間稲荷神社HPよりオンライン予約をおすすめします!
また、ご祈祷札の郵送対応もありますので、遠方にお住まいの方や諸事情で来社が叶わない方にも嬉しい対応ですね!
⇒笠間稲荷神社お問い合わせ:0296-73-0001
⇒笠間稲荷神社HP:オンライン予約はこちら
笠間稲荷神社初詣の屋台情報


笠間稲荷神社の仲見世通りは、大晦日から元旦は夜通し営業となりますが、もちろん露店や屋台も多く出店します。初詣での食べ歩きは楽しみのひとつですよね!
初詣次期には門前通りや商店街まで多くの人でにぎわいます。早朝では開いていないお店もありますが、だいたいは参拝時間に合わせて開店しています。
【大晦日~元旦】
⇒夜通し営業
【通常の営業時間】
⇒開店8時半~10時、閉店17時~17時半
屋台の種類は、お祭りでよくあるものは一通りあるようです。
たこ焼き、お好み焼き、唐揚げ、おでん、チョコバナナ、クレープ など
他にも、稲荷寿しやバター饅頭もおすすめなのでぜひ食べてみてくださいね!
今年はコロナの影響もあるため、手指の消毒と、食べるときにマスクを外す際の人との距離を保つことを心がけたいですね。笠間稲荷神社でもコロナ対策は徹底されていますが、ご自身でも携帯用のアルコールジェルなどを持っていくと安心です。
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笠間稲荷神社のアクセス方法と駐車場


笠間稲荷神社に行くには、色々なアクセス方法があります。ご自身の予定や都合に合わせて選びましょう。
周辺地図とアクセス方法
【住所】〒309-1611 茨城県笠間市笠間1番地
【TEL】0296-73-0001
【最寄り駅】JR水戸線 笠間駅
【最寄りのバス停】笠間稲荷神社前
<電車の場合>
・JR水戸線 笠間駅 下車:バスかタクシーで5分
・JR常磐線 友部駅 下車:バス20分
<バスの場合>
・かさま観光周遊バス:笠間稲荷神社前下車
※毎日運行(月曜運休)
<車の場合>
・北関東自動車道友部IC → 国道355号線(約15分)
・常盤自動車道水戸IC → 国道50号線(約20分)
<徒歩の場合>
・JR水戸線 笠間駅 下車:20分
無料駐車場はある?
笠間稲荷神社の駐車場 | 25台 |
開場時間 | 9時 ~ 17時 |
駐車料金 | 無料 |
備考 | 12月31日~1月7日は駐車不可 |
笠間稲荷神社には境内の中に無料駐車場がありますが、お正月は利用することができません。近隣の無料駐車場も、一部は初詣期間は有料となります。
混雑する時間帯には交通規制もあるため、渋滞情報や交通規制の看板をチェックするようにしましょう。
近隣のコインパーキング情報
車で笠間稲荷神社へ初詣に行く場合には、以下の駐車場をおすすめします。これらの駐車場以外にも、多くのコインパーキングがあるので事前に調べておくと当日安心して向かうことができますね。
<地蔵前駐車場>
住所:茨城県笠間市笠間
台数:90台
時間:9:00~17:00
料金:無料(12月31日~1月7日は有料)
<稲荷駐車場>
住所:茨城県笠間市笠間1014
台数:150台
時間:9:00~17:00
料金:無料
備考:笠間稲荷神社まで600m(徒歩7分)
<大一駐車場>
住所:茨城県笠間市笠間1346
台数:50台
時間:24時間営業
料金:90分まで500円(以降30分毎に100円)
備考:笠間稲荷神社まで210m(徒歩3分)
高額紙幣とクレジットカードの利用ができない
他にも、初詣時期には臨時駐車場(笠間市民体育館など)が開設されることもあるため、事前に確認を取りましょう。笠間稲荷神社に近くなるほど混雑はしますが、周辺には有料駐車場がたくさんあるので、停められないということはないようです。
まとめ
笠間稲荷神社初詣2022年の参拝時間や混雑する時間や混雑回避の方法、コロナ対策と例年との違いなどをご紹介しました。
笠間稲荷神社の初詣には例年約80万人もの参拝者が訪れ、二年参りが盛んなため大晦日から大変混雑します。混雑を回避するためには、元旦は17時以降、三が日は午前中の早い時間、または16時以降など、時間をずらして行くようにしましょう。
露店や屋台・商店街もにぎわいますが、食べ歩き時はマスクを外すと思いますので人との距離を保ちたいですね。また、駐車場も多くありますが神社周辺は込みあう可能性があるので、事前に確認してから行きましょう!
マスクや消毒などのコロナ対策を万全に、混雑を避けたスムーズなお参りで気持ちよく新年を迎えてください!